接遇研修を行いました。

接遇研修を行いました。

2月1日、8日に日本航空の現役の客室乗務員の方を招いて、職員の接遇研修を行いました。医療と航空業界と異なる業種ですが、共通点も多く、接遇に関して多くのことを気づかされ、学ぶ機会となりました。今回の研修で学んだことを生かして、患者様によりよいサービスができるように努力して参ります。

続きを読む


日本透析医学会雑誌に奥田クリニックの論文が掲載されました。

日本透析医学会雑誌に奥田クリニックの論文が掲載されました。

日本透析医学会雑誌2023年11月号に奥田院長が執筆した論文が掲載されました。 透析患者様は新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いことが知られており、通常の感染対策、早期発見早期治療に加えて、ワクチンによる重症化予防が大変重要です。しかし、透析患者様では2回目まではワクチンを接種しても、一般と比較して抗体価が上がりにくい(25-40%)ことが知られていました。 今回の調査で、3回目にモデルナのワクチンを接種した患者様では1ヶ月後に抗体価が100倍以上に上昇し、健常人と同等レベルになることが分かりました。 抗体価と感染予防効果、重症化予防効果には相関があることが知られているため、透析患者様では3回目以降のワクチン接種にて、その低反応性を克服できる可能性が示唆されました。 さらにステロイドを内服中の患者様や、BMIが低値の患者様でも抗体価が上昇しにくいことも判明しました。ステロイドを内服していると抗体価が上がりにくいことはよく知られた事実ですが、痩せている透析患者様ほど抗体価が上がりにくいことはこれまで国内外で知られておらず、新たな発見となりました。 痩せを伴う栄養状態が悪い患者さんでは、ワクチンを打っていてもより注意して感染から守っていく必要があることが示唆されました。 <論文要旨> 血液透析(HD)患者におけるモデルナ社製COVID-19ワクチン3回目接種前後のAbott社製S1-RBD IgG抗体価を測定し、抗体価に影響を与える因子を検討した。ワクチンは2回目まではファイザー社製BNT162b2 (以下ファイザー)を使用し、2回目接種6カ月後に3回目にモデルナ社製mRNA-1273(以下モデルナ)を接種した。抗体価は接種前で中央値275(149-571) AU/mLから、接種1ヵ月後で29,737 (14,984-46,185) AU/mL(108.1倍)と著明に上昇した。重回帰分析では、接種後抗体価はステロイド内服者で低く、BMI30以上の患者を除くとBMIが低い患者ほど低値だった。ステロイド内服者と痩せを認める透析患者では、ワクチン接種後もより感染防護に配慮する必要があることが示唆された。    

続きを読む


第26回日本腎不全看護学会学術集会・総会に参加しました。

第26回日本腎不全看護学会学術集会・総会に参加しました。

11月18日(土)、19日(日)に仙台市青葉区にて開催された第26回日本腎不全看護学会学術集会・総会に参加しました。 当院奥田クリニックからは、看護部から2ポスター発表を行いました。 今回の学会参加で多くの情報や刺激を得ることができました。 最新の知識を今後の治療に生かして患者様により良い透析医療を提供できるよう心掛けていきます。 ○透析室看護師の在宅訪問による全盲透析患者の退院支援 演者:小山田ひとみ ○A 病院における足爪白癬のフットケア―エフィナコナゾール(クレナフィン)の治療効果について― 演者:小原梢

続きを読む


第25回日本在宅血液透析学会に参加しました。

第25回日本在宅血液透析学会に参加しました。

11月3日、4日に東京都千代田区にて開催された第25回日本在宅血液透析学会に4名参加してきました。 4年振りにオンラインでは無く現地での参加となりました。 当院でも1988年より取り組み、現在も行なっている在宅透析ですが、個人に合わせた透析計画を立てられる事や透析時間や回数が十分に確保でき、生命予後が良い点などたくさんのメリットがあります。 今回、参加して在宅血液透析の最先端治療から未来に向けて幅広く学ぶことが出来ました。また、全国の多種多様な実例報告を耳にする事ができ、多くの知識を得られ大変貴重な時間を過ごせました。 今後も患者様に安心、安全で最適な治療法を提供する事を念頭に、当院では在宅血液透析に取り組んでいきたいと考えております。

続きを読む


第46回栃木県透析医学会学術集会に参加しました。

第46回栃木県透析医学会学術集会に参加しました。

10/21(土)、とちぎ健康の森で開催された、第46回栃木県透析医学会に参加しました。 4年振りにオンラインでは無く現地での開催となりました。 当院奥田クリニックからは、看護部から1演題を報告しました。 ○透析室看護師の在宅訪問による全盲透析患者の退院支援 演者:小山田ひとみ

続きを読む


臓器移植普及街頭キャンペーンに参加しました。

臓器移植普及街頭キャンペーンに参加しました。

9/24(日)、コロナ禍になってから4年ぶりに臓器移植普及推進街頭キャンペーンに参加してきました。 このキャンペーンの目的は、毎年10月の「臓器移植普及推進月間」に合わせて、道行く人たちに臓器提供意志カードやグッズを配布して臓器移植がどのようなものか理解していただくため、各透析施設のスタッフや腎友会のメンバーで行っています。 今年は、オリオン通りにて行われました。 よく晴れてたくさんの方が参加してくれました、栃木県のマスコットキャラクターのとちまる君もキャンペーンに協力してくれました。  

続きを読む