院長挨拶

奥田クリニックは昭和53年3月に父、奥田健二が透析専門のクリニックとして開業しました。平成19年4月からは長男である私が継承し、院長に就任しました。私は獨協医科大学を卒業後、自治医科大学附属病院内科研修医を経て、腎臓内科へ入局、関連病院への勤務を通じて10年間一般内科医、腎臓内科医、透析医として診療を行って来ました。診療する中で、感じたことがあります。日本の医療は世界的に見てもとても進んでおり、国民の誰もが先進的な医療を受けることが出来る非常に稀で恵まれた国です。しかしながら、内科医として多くの患者様を診療していく中で、治せない病気もたくさんあり、むしろ内科医は治らない病気をお持ちの患者様の診療がとても多いことを知りました。

制度上やむを得ないことですが、大きな病院ではそのような患者様に対しては、検査や治療の時期が過ぎれば退院や転院を迫り、心に寄り添って共に歩む姿勢で診療することが出来ない一面もあることを知りました。

私はこの経験を生かし、奥田クリニックでは患者様に一生寄り添う医療をやって行こうと決心しました。理念にお示ししたように、すべての人が心地良いと感じられるような、良質な医療を提供できるよう、職員一丸となって心の通った診療を行って参ります。どうぞよろしくお願い致します。

奥田クリニック院長  奥田康輔

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