5月9日(日) 栄養教室を開催しました。

栄養教室では、調理実習を含めリンについて勉強しました。 男性患者さまの参加が意外に多く、料理の腕前もとても素晴らしかったです。 栄養教室を通し、患者さま・患者さまのご家族との交流が深められて、楽しい教室となりました。
栄養管理サポート給食委員会 看護師 大森千絵美
100528_1 三室先生も飛び入り参加!調理の腕前もなかなかのものです。 100528_2 管理栄養士が肉巻きの作り方を指導中! 100528_3 男性チームも力を合わせて調理中です。 100528_4 私達はきゅうりを切る作業から始めました。 100528_5 調味料も秤を使ってきちん計量します。 100528_6 調理を始める前にはまな板も丁寧に洗いましょう! 100528_7 アスパラはどのくらいの長さに切りましょうか? 100528_8 調理手順を確認中… 100528_9 皆揃って「はいポーズ」 100528_10 リンついての説明を真剣に聞いて、勉強中です! 第3回目の栄養教室は、リンの少ない食材の選び方をテーマに行われました。管理栄養士さんから、リンの少ない食材・摂取可能な量、調理方法についての説明がありました。また、食事の食品組み合わせについての検討を質問形式で行いました。普段、気になっていてもなかなか聞くことの出来ないちょっとした疑問が解決でき、患者さまからも良かったとの言葉が聞かれました。 その後、4つのグループに分かれ、管理栄養士さんのアドバイスを元に調理実習を行いました。 実際に目で見て、調理する事によって今までの思い込みや勘違いしている事が多いことを実感しました。参加した患者さま、ご家族の方からも「実際に管理栄養士さんと一緒に調理してみてイメージがつくし、わかりやすかった」「これからも頑張って料理していきます」などの言葉も聞かれ、調理実習を経験することによって、患者さま・患者さまのご家族だけでなく、スタッフの知識向上にも繋がっていくのだと感じました。 皆で楽しく、おいしく調理することで制限食へ対するマイナスイメージがプラスイメージへ変化していく感じがしました。味付けも「含め煮」することで、しっかりとした味付けに仕上がり、家族みんなで同じものをおいしく食べられ、自分ひとりで制限食を食べる孤独感が軽減し、家族円満につながっていくのだと思います。家族みんなで透析患者さまの食事について、理解しあえる環境作りがとても重要であることを実感しました。
栄養管理サポート給食委員会 看護師 大森千絵美