6月18日(金)~20日(日) 第55回 (社)日本透析医学会 学術集会に参加しました 。

6月18日(金)~20日(日) 第55回 (社)日本透析医学会 学術集会に参加しました 。

6月5日(金)~7日(日)に神戸で開催された、第55回 (社)日本透析医学会 学術集会で、奥田クリニックから3演題を発表しました。 (医)開生会奥田クリニック検査部1) 宇都宮社会保険病院腎臓内科2) ○古澤洋一(ふるさわよういち)1) 渡邉剛志1) 高橋梓1) 那須瑞志郎1) 古沢幸男1) 奥田康輔1) 菅生太朗2) 斎藤修2) エポエチンベータ(EPO)、ダルベポエチンアルファ(DA)投与における維持透析患者の赤血球形態に関する検討 【背景】EPOからDAへの切替え投与により当院では低色素性貧血をきたす患者が散見され,DAとEPOでは造血作用が部分的に異なる可能性が示唆された.ESAの種類により造血作用の相違がみられるか赤血球指数の変化を検討した. 【方法】当院維持期HD患者でEPO→DA切替え群46名とEPO継続群30名を対象とし,ESA切替え前後と継続1年間毎のHb,Ht,MCV,MCH,MCHC等の貧血パラメータの平均値を検討した.ESA製剤投与量はHb10~11g/dlを維持するようにした.統計学的解析は群間比較にFisherの分散分析で,p<0.05を有意とした.【結果】EPO→DA切替え群のHbに変動はなくHtは有意に上昇し(p=0.015)MCHCは有意に低下した(p<0.0001).EPO継続群の赤血球指数に変動はなかった. 【結論】DA切替え群はHtの上昇とMCHCすなわち平均赤血球ヘモグロビン濃度の低下が認められたことから,赤血球の低色素化がEPO継続群より強くなる可能性が示唆された. (医)開生会奥田クリニック検査部1),宇都宮社会保険病院腎臓内科2) ○古澤洋一(ふるさわよういち)1),渡邉剛志1),高橋梓1),那須瑞志郎1),古沢幸男1),奥田康輔1),菅生太朗2),斎藤修2) ダルベポエチンアルファ(DA)低用量使用群,高用量使用群における造血効果の検討 【背景】我々はEPOからDAに切替える事により,赤血球の低色素化がEPO継続群より強く見られる事を報告した.DA投与量で低用量使用群(<60μg/W),高用量使用群(≧60μg/W)の二群に分けてDAの造血効果について更に検討した. 【対象と方法】EPOからDAに切替えた46名を低用量群(33名)高用量群(13名)の二群に分け,赤血球指数(EI),貧血パラメータ,nPCR,Kt/V,DWの一年間の平均値,合併症等の因子を加え比較検討した.統計学的解析は群間比較にFisherの分散分析でp<0.05を有意とした. 【結果】Hb,Htは低用量群が高用量群に比べ有意に高かった(p<0.05)フェジン投与量に有意差はないが,フェリチンは高用量群では低用量群より有意に少なく,鉄代謝の効率性に問題があることが示唆された.その他EI,nPCR,Kt/V,DW,年齢,透析歴に二群間で有意差は見られなかった. 【結論】DA投与で効率良くHbを維持するには高用量群における鉄投与法を再検討する必要がある. ○渡邉剛志(わたなべたけし),高橋梓,古澤洋一,那須瑞志郎,遠藤佳緒里,大盛千恵,新井和恵,奥田康輔 当院における炭酸ランタンの使用経験 【背景】従来のP吸着剤(PB),塩酸セベラマー(SH)には便秘,炭酸Caには血管石灰化の問題がある.今回炭酸ランタン(LC)の投薬効果を検討した. 【対象】当院HD患者33名(男性16名,女性17名,平均年齢61±10歳,平均透析歴15±8年,DM9名,非DM24名)を対象とした.LC開始前のPB使用状況はSHが27名,炭酸Caが25名,乳酸Caが3名,水酸化Alが4名(併用含む)であった. 【方法】従来のPBにLCを加えるか,切り替える形でLCを開始し,前後計36週の血清P,補正Ca,iPTH,PBの推移を検討した.また従来SHを内服していた群では,LCに切り替えた群(SH→LC群:13名),LCを追加した群(SH+LC群:14名)に分けて,腹部症状のQOLの変化も検討した. 【結果】LC内服後,血清Pは有意に低下した(5.8→4.9mg/dl,p<0.01).SH→LC群は便秘スコアーが有意に改善を示した(10.31→1.77点, p<0.001)【考察】LCは強力なP吸着能がある.SHや炭酸Caの減量にもつながり,腹部症状のQOL改善や,血管石灰化の抑制,生命予後の改善が期待出来る.

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5月9日(日) 栄養教室を開催しました。

5月9日(日) 栄養教室を開催しました。

栄養教室では、調理実習を含めリンについて勉強しました。 男性患者さまの参加が意外に多く、料理の腕前もとても素晴らしかったです。 栄養教室を通し、患者さま・患者さまのご家族との交流が深められて、楽しい教室となりました。 栄養管理サポート給食委員会 看護師 大森千絵美 三室先生も飛び入り参加!調理の腕前もなかなかのものです。 管理栄養士が肉巻きの作り方を指導中! 男性チームも力を合わせて調理中です。 私達はきゅうりを切る作業から始めました。 調味料も秤を使ってきちん計量します。 調理を始める前にはまな板も丁寧に洗いましょう! アスパラはどのくらいの長さに切りましょうか? 調理手順を確認中… 皆揃って「はいポーズ」 リンついての説明を真剣に聞いて、勉強中です! 第3回目の栄養教室は、リンの少ない食材の選び方をテーマに行われました。管理栄養士さんから、リンの少ない食材・摂取可能な量、調理方法についての説明がありました。また、食事の食品組み合わせについての検討を質問形式で行いました。普段、気になっていてもなかなか聞くことの出来ないちょっとした疑問が解決でき、患者さまからも良かったとの言葉が聞かれました。 その後、4つのグループに分かれ、管理栄養士さんのアドバイスを元に調理実習を行いました。 実際に目で見て、調理する事によって今までの思い込みや勘違いしている事が多いことを実感しました。参加した患者さま、ご家族の方からも「実際に管理栄養士さんと一緒に調理してみてイメージがつくし、わかりやすかった」「これからも頑張って料理していきます」などの言葉も聞かれ、調理実習を経験することによって、患者さま・患者さまのご家族だけでなく、スタッフの知識向上にも繋がっていくのだと感じました。 皆で楽しく、おいしく調理することで制限食へ対するマイナスイメージがプラスイメージへ変化していく感じがしました。味付けも「含め煮」することで、しっかりとした味付けに仕上がり、家族みんなで同じものをおいしく食べられ、自分ひとりで制限食を食べる孤独感が軽減し、家族円満につながっていくのだと思います。家族みんなで透析患者さまの食事について、理解しあえる環境作りがとても重要であることを実感しました。 栄養管理サポート給食委員会 看護師 大森千絵美

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患者さんとお花見の会を行いました。

患者さんとお花見の会を行いました。

4月11日(日)に患者さんとお花見の会を行いました。 今回で3回目の開催となりましたが、今年から通院透析の患者様にも参加していただき、総勢50名でのにぎやかなお花見の会となりました。 近くの神社の桜も満開で天候にも恵まれ、特別メニューのお弁当に舌鼓を打ち患者様も満足されたことと思います。 今後は、春の恒例行事としてより多くの方々に参加していただき、気分転換を図りつつ、コミュニケーションも深めていきたいと考えています。

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入院患者様とスタッフとのカラオケ大会を開催しました。

入院患者様とスタッフとのカラオケ大会を開催しました。

3月27日(土)に6階の多目的ホールで入院中の患者様とスタッフがカラオケ大会を行いました。 患者様は大会に備え、スタッフと一緒に練習を行いました。 当日は練習の成果を存分に発揮され、スタッフとともに合唱したりしました。 カラオケは溜まったストレスを発散し、歌うことで呼吸のリハビリにもなり患者様はもちろん、スタッフも十分にその効果を感じました。 このカラオケ大会は入院中の患者様とスタッフの発案で実現することができました。 今後も患者様と、スタッフの交流を積極的に推進し、長期に及ぶ入院生活での気分転換や、生きがいを見つける手立てとしていきたいと考えています。

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自治医科大学から板東先生が臨床実習にいらっしゃいました。

自治医科大学から板東先生が臨床実習にいらっしゃいました。

3月15日~3月19日まで、自治医大から坂東大晃先生が実習のために奥田クリニックにいらっしゃいました。 先生は広い視野を持ち、大学では経験出来ないことを民間の透析クリニックで経験したいとの思いで、当院を研修先の一つとして選択して頂きました。 先生がいらっしゃったことで奥田クリニックにとっても良い刺激になり、忘れられない一週間となりました。 透析医療は、医師、看護師、臨床工学技士、検査技師、管理栄養士、事務職といった多職種で連携して患者さんの診療にあたるチーム医療です。 坂東先生には診療以外にも各職種の役割を経験して頂いたり、毎日のカンファレンスや、接遇委員会、ヒヤリハット委員会などにも参加して頂き、多くの視点から一人の患者さんを見つめ、意見を出し合い、話し合うこと、協力することの大切さを経験して頂けたと思います。 実習先に当院を選んで頂き、ありがとうございました。 板東先生からお手紙をいただきました。  

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接遇委員会アンケート報告

接遇委員会アンケート報告

患者の皆様に愛される病院になるためには、病院が提供する医療サービスに満足していただけることが重要です。そのためには、患者様が病院に求めているサービスがどのようなものであるか、また提供しているサービスと患者様の満足度が一致できているのかを確認することが必要となります。 当院では昨年に引き続き、今年も「患者様アンケート」を実施し、サービスの内容と評価について調査しました。 アンケートの内容・集計結果を表示します。 その中で不満回答の多かった内容と、それに対する回答を記載させていただきます。 ・穿刺時間(穿刺するまで) いつもお待たせして申し訳ございません。 穿刺時間をずらさないと患者様同士の透析終了時間が重なってしまい、担当者数の関係で時間通りに終了できない患者様が出てしまいます。 また、安全面を考えると、1人あたり5~10分の時間が物理的に必要となりますので、この点もご了承していただきたいと思います。 ・プライバシーの配慮 他の人に聞かれたくない話などがある際は、前もってスタッフに声をかけて頂ければ別室での対応も出来ますので遠慮せず声をかけてください。 ・食事のメニュー・味付け ①油ものが多い 透析食の基本はエネルギーを十分に摂取することです。エネルギーを上げる為に油などを使用した献立が多くなってしまいます。 ②カレーの量が少ない カレーはカリウム・塩分・水分の多い献立です。透析食という観点からすると、カレーの量が少なくなってしまいます。ご了承下さい。 食事がおいしいとのコメントをいただきありがとうございました。しかし、一方では食事に対する不満のご意見もいただきました。 食事は嗜好的な部分で個人差が大きいため、集団給食において全員の方々に満足していただける食事を提供する難しさを痛感します。皆様に満足していただける食事にするために、今後は、食事に対する仔細なアンケートを実施するなどして患者様の希望を把握しながら改善していきたいと思います。 アンケートに際し、外来透析・入院合わせて87名という多数の患者様にご協力いただきました。ご多用の中アンケートにご協力いただいた患者様に深くお礼申し上げます。 当院は基本理念の元、職員のホスピタリティの改善に心がけておりますが、更なる改善の必要な設備環境・職員のマナーについて教えていただきました。アンケート結果につきましては全職員に通知しております。 今後とも私どもが気付かず対応していることがございましたら、どうぞお申し付けいただきますようお願い致します。 患者の皆様により良い医療サービスが提供していけるよう、職員一同努力してまいります。 スタッフ一同

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サンタクロースがやってきました。

サンタクロースがやってきました。

12月15日(土)毎年恒例のクリスマス会を行いました。 院長が扮するサンタクロースと技術部スタッフが扮するトナカイからすてきなクリスマスプレゼントを患者さんに受け取っていただきました。看護部スタッフはハンドベルによる演奏で患者さんに楽しんでいただきました。 食事もクリスマス特別メニューが出され、おいしく召し上がっていただきました。

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10/24 医事講話会・避難訓練を行いました。

10/24 医事講話会・避難訓練を行いました。

10/24(土)、医事講話会・避難訓練を行いました。 透析室で新型インフルエンザ対策・CKD_MBD(慢性腎臓病における骨・ミネラル代謝異常)について・避難経路や方法にについての講話の後、模型の腕を使っての緊急離脱訓練を行いました。 患者様はじめご家族の方々にご協力いただきありがとうございました。

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